皆さまこんにちは!夜見てくださっている方はこんばんは!
歯科院長の東澤です。
先日、堺市駅前のかつらぎという焼肉屋さんに行ってきました。シャトブリ丼が有名なお店ですね。
ここは私が小学生の頃から父に連れられ定期的に通っていたのですが、お肉も然る事ながらタレが最高においしいお店です。定期的に確かめたくなるおいしさです。行ったことがない方は是非一度行ってみてください。
さて、今日は歯の定期検診をテーマにお話していこうと思います。
定期検診で得られる5つのメリット
かつては、むし歯などの治療が必要になった時にだけ歯科医院を訪れる人が多かったようです。しかし近年では、お口の健康を維持するためには、定期的な検診を受けることが重要であるという意識が高まっています。
日本医師会の調査によると、10歳~70代の男女1000人のうち、約半数が1年以内に歯科検診を受けていることが報告されています。
今回は、歯の定期検診を継続することによって得られるメリットについて詳しく説明します。
- むし歯・歯周病の早期発見と予防
毎日の歯磨きでは落としきれない汚れや、歯ブラシが届きにくい部分の磨き残しがむし歯や歯周病の原因となります。歯科医院で定期的にクリーニングを行うことで、これらの汚れを効果的に除去することができます。
また、クリーニングだけでなく、むし歯や歯周病の初期症状を早期発見し、適切な治療を受けることで、進行を食い止めることもできます。
- 全身の病気を予防
近年、口内の状態と全身の健康状態との間に密接な関係があることが明らかになってきました。
特に、歯周病は糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、アルツハイマー病、妊婦の早産や低体重児出産などのリスクを高めることが分かっています。
定期検診で歯周病などの病気を早期発見・治療することは、全身の健康維持にもつながります。
- 年齢を重ねても自分の歯で噛める
歯を失う原因の約7割は、むし歯と歯周病です。
スウェーデンなどの歯科予防先進国では、80歳時の平均残存歯数が21本なのに対し、日本では12本と低い数値になっています。
スウェーデンでは、定期検診が義務化されており、国民の約9割が定期検診を受けています。このことが、残存歯数の多さに表れていると考えられます。
- 健康寿命を延ばす
東北大学で行われた調査によると、自分の歯が多く残っている人ほど、健康寿命が長い傾向にあることが報告されています。
歯を失うと、食べる物が偏ったり、咬む力が弱くなったりして、栄養バランスが崩れたり、筋力が低下したりすることがあります。
さらに、認知機能にも悪影響を及ぼし、寝たきりや要介護状態になるリスクが高まることもわかっています。
- 一生涯にかかる医療費の負担を軽減
「どこも悪くないのに、わざわざ歯医者に行くのは面倒くさい」と考える人もいるかもしれません。
しかし、定期検診を継続することで、むし歯や歯周病などの病気を早期発見・治療することができます。
その結果、将来にかかる医療費を大幅に節約することが可能になります。
ある調査によると、定期検診を年に2回以上受けている人は、高齢になるほど生涯医療費の負担が軽くなり、65歳では平均より15万円も安くなるというデータがあります。
まとめ
歯の定期検診は、将来のお口と体の健康を守るための重要な投資です。
3ヶ月~6ヶ月に1回のペースで、定期的に歯科医院を受診することをおすすめします。
堺市にお住まいの方は、けいの歯科・美容皮膚科で定期検診を受けてみてはいかがでしょうか?
本日のお話は以上です。