麻酔への情熱|けいの歯科・美容皮膚科|堺市駅の歯医者

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麻酔への情熱

麻酔への情熱|けいの歯科・美容皮膚科|堺市駅の歯医者

皆さまこんにちは!夜見てくださっている方はこんばんは!

歯科院長の東澤です。

今日は麻酔についてお話しますよ。

歯医者の麻酔に良い思い出がある方はいないと思いますが、実は私もその1人です。治さないといけない歯があるとわかっていても歯医者に行かない(行けない)理由は治療するための麻酔が怖いからだと思います。

なので継続的に患者様を診ていくには麻酔に対する恐怖心と麻酔をするときの痛みを与えないようにする必要があるのです。

実際、歯医者のホームページによく書かれている表面麻酔やコンピューター制御の電動注射器を使うだけでは痛みを感じさせないようにすることは難しく、極論を言うと痛みの少ない麻酔をうつにあたってそういった特殊なアイテムは必要ありません。(と言いつつ当クリニックにも両方置いていますけどね)

大事なのは刺した感覚を脳に伝達させないようにすることです。

そんなことが可能なのか、これから説明していきます。

大前提として、人間って2つの感覚を同時に感じることが苦手なんですね。これをゲートコントロール理論といいます。

この性質を利用して注射を刺す場所に圧覚や触覚を加え、脳がそれを感じた瞬間に刺すと痛みを感じづらいです。

冬場、車に乗る時ドアノブの静電気が痛いから勢いよくバンッ!という感じでドアノブを握る方はわかると思いますが、静電気が走るのとドアノブを握る際の衝撃がミックスされると静電気の痛みがごまかされ、静電気の痛みを感じませんよね。

実践では指や歯科用ミラーで刺すところの粘膜を引っ張ってピンッと張った瞬間に刺すか、張った粘膜が戻る瞬間に刺します。

これにより「強く引っ張られた感覚だけしか残らない」ので刺した感覚がわからなくなるのです。

これを修得するために、ある時から全患者さまに毎回麻酔後に刺した感じやお痛みがあったか聴き取りを行い改善点を見つけては修正し、また実践して聴き取りをするということを繰り返してきました。

この経験が今の私の麻酔を作り上げました。

法的な問題で全く痛くないとは書けないので遠慮目に書きましたが、痛みを感じづらいレベルで留まっているのか全く痛くないのか、是非一度お試しいただけたらと思います。

本日のお話は以上です。

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